ホロライブID2期生のクレイジー・オリー(Kureiji Ollie)さん。
彼女を初めて知ったとき、そのハイテンションなキャラクターと三か国語を自在に操るトーク力に、一瞬で心を掴まれました。
でも、Vtuberファンとしてしばらく彼女を追いかけているうちに、ある疑問が浮かんできたんです。
「この声……どこかで聞いたことがあるような……?」
そう、オリーさんの“中の人”は、実は過去に活動していたVtuber「Akuma Momo(悪魔 桃)」さんではないか、という噂がファンの間でささやかれているんですよね。
今回はその噂について、私自身の経験や調査を交えながら、なるべくわかりやすくお話ししていきたいと思います。
あくまでもファンとしての一意見ですが、気になっている方の参考になれば嬉しいです。
オリーとAkuma Momo、驚きの共通点
まず、噂の出どころについて。
クレイジー・オリーさんがデビューしたのは、2020年12月。
一方、Akuma Momoさんはその3ヶ月前、2020年9月に活動を休止しています。
この短いタイムラグに、「もしかして……」と感じた人は少なくないはずです。
私自身、その時期にVtuberにどっぷりハマっていて、ちょうどMomoさんの配信を何度か見ていた記憶があります。
どちらも日本語が上手で、テンションが高くて、視聴者を巻き込む力がものすごく強いんです。
最初は気のせいかと思ったんですが、ある日、ふと「この話し方、イントネーション……やっぱり似てる!」と確信に近い感情が湧いてきました。
実際に聴き比べてみたら…鳥肌が立った
私は思い立って、当時のAkuma Momoさんの動画を探し、YouTubeでオリーさんの配信と聴き比べてみました。
その瞬間、本当に鳥肌が立ちました。
高めの元気な声、感情の起伏の激しさ、笑い方、そしてトークのテンポまで、本当にそっくりだったんです。
さらに、日本語の独特な言い回しや、「うわああ!」ってなるときの声の張り方まで、まるで同一人物かのよう。
正直、ここまで一致するのは偶然とは思えませんでした。
もちろん、ホロライブ側から公式に発表されたわけではないので、確定とは言えません。
でも、ファンの間では「もうこれ、ほぼ確定でしょ」という意見が多く見られますし、私も完全にその側です。
「顔バレ配信事故」って本当?
ネット上では、「オリーさんやMomoさんが配信中にカメラをうっかりオンにしてしまい、顔が映った」という噂も聞いたことがあります。
私自身はリアルタイムでは見ていませんが、SNSでは「めちゃくちゃ美人だった」というコメントが多く流れていたのを覚えています。
ただ、現在その証拠となる画像や動画は削除されていて、真偽はわかりません。
とはいえ、「声よし・トークよし・ルックスもよし(かもしれない)」となると、もう最強すぎませんか?
ゾンビなのに、隙がないなんて…!
ホロライブIDの中でも圧倒的な存在感を放つ理由が、少しわかったような気がしました。
オリジナル曲「NEW[zom]BIE!!」が超クオリティ高い
2025年3月1日にリリースされた、クレイジー・オリーさんのオリジナル楽曲「NEW[zom]BIE!!」。
これがとんでもなく完成度が高くて、初めて聴いたとき「え、これプロのアーティストじゃん!」と本気で思いました。
曲はホラー感のある音と、ポップなメロディが絶妙に融合していて、中毒性が半端じゃないです。
MVのアニメーションもカッコよくて、繰り返し再生してしまいました。
私はSpotifyにも入れて、通勤中や作業中によく聴いています。
彼女の歌声って、ただ元気なだけじゃなくて、ちゃんと「魅せる力」があるんですよね。
Vtuberが歌っている、というよりは、ひとりのアーティストとしてしっかり聴かせてくれるのが素晴らしい。
今後もどんどんオリジナル曲を出してほしいなって、心から思っています。
裏方陣もすごすぎる
そして忘れてはいけないのが、オリーさんを支えている制作陣の存在。
キャラクターデザインは、イラストレーターのLAM(ラム)さん。
『テクノロイド オーバーマインド』などでも知られる実力派で、色使いや構図のセンスが抜群です。
Live2Dモデルを担当したのは、Vtuber界で有名な「けっふぃー」さん。
ホロライブ1期生・アキ・ローゼンタールさんの新衣装モデルなども手掛けており、安心と信頼の職人です。
この二人がタッグを組んだら、そりゃあビジュアルの完成度もトップクラスになるわけですよね。
見た目の魅力と、中の人の圧倒的なトーク力と歌唱力。
そのすべてが合わさったからこそ、オリーさんは唯一無二の存在になったんだと思います。
クレイジー・オリーのプロフィールまとめ
最後に、改めてクレイジー・オリーさんの基本プロフィールを整理しておきます。
- 名前:クレイジー・オリー(Kureiji Ollie)
- 年齢:17歳(死亡時)
- 誕生日:10月13日
- 身長:162cm
- 出身地:お墓の中(設定)
- 所属:ホロライブID(インドネシア)2期生
設定上は“永遠の17歳のゾンビ”ということで、今も元気いっぱいに活動中。
日本語・インドネシア語・英語を話せるトリリンガルなので、国境を越えて多くのファンとつながれるのが彼女の強みです。
実際、配信ではよく日本語で視聴者と交流していて、「あ、こんなに自然に話せるんだ!」と驚いた記憶があります。
オリーさんの存在が、Vtuberの枠を超えて世界中に広がっていくのが、今から楽しみでなりません。
オリーさんのすごさは「配信の幅広さ」にあり!
まず何よりも伝えたいのは、オリーさんの配信内容のバリエーションの豊かさです。
雑談、ゲーム実況、歌枠、さらには日本語の勉強配信まで、本当に多彩なんです。
しかも、そのどれもが中途半端じゃなくて、一つひとつに情熱を感じます。
私は特に「歌枠」が大好きで、よくアーカイブを夜中にイヤホンで聴いています。
なかでも印象に残っているのが、アニメ『ノラガミARAGOTO』の主題歌「狂乱 Hey Kids!!」のカバー。
あの曲、難しいんですよ。
テンポも早いし、音域も広い。
でもオリーさんはその曲を圧倒的なエネルギーで歌いきっていて、本当に感動しました。
YouTubeではすでに270万回以上も再生されています(※2025年6月時点)。
ゾンビなのに、生きてる。
いや、むしろ誰よりも生きてる。
そんな風に感じてしまうほど、オリーさんの歌には「魂」がこもっていると思います。
炎上その1:「喘ぎ声」疑惑でSNSが大騒ぎに
でも、どんなに素晴らしいVTuberでも、誤解やトラブルがきっかけで炎上してしまうことがあります。
最初の騒動は2021年の初めごろ。
ある配信中、オリーさんのマイクから「ん……っ」という声や、キス音のようなものが聞こえたことが発端でした。
私はリアルタイムでその配信は見ていませんでしたが、SNSで話題になっていたのをきっかけに気になって調べてみました。
けれど、問題の配信はすでに削除されていて、直接確認することはできませんでした。
一部の海外ファンが、そのときの英語の会話を日本語に翻訳したスクリーンショットを出していて、そこには「今はダメ」や「配信終わってからにして」などと書かれていました。
それを見たとき、正直なところ、私も「え……これはまずいのでは?」と一瞬思ってしまいました。
でも冷静になって考え直すと、これは単なるマイクのミュート忘れだったんじゃないかという気もしてきました。
実際、ファンの間でも「たまたま環境音が入っただけでは?」とか「兄弟や家族の声だったのでは?」という意見も多く、決定的な証拠は何も出ていないんです。
オリーさん自身も特に謝罪や説明をすることはなく、時間とともに自然に騒動は沈静化しました。
私はこの件から、「VTuberって本当に繊細な仕事なんだな」と実感しました。
ほんのちょっとした音や一言が、あっという間に大ごとになってしまう。
それって、想像以上に怖いことです。
炎上その2:「英語分からない」コメントへの怒りが波紋に
もう一つの騒動は、同じく2021年の8月ごろに起きました。
ある配信中、オリーさんが視聴者の「英語が分からない」というコメントに対して、思わず怒りを見せたんです。
彼女はこう言いました。
「インドネシア人のファンだって英語で頑張ってコメントしてくれてるのに、なんで日本人は文句ばかり言うの?」
この発言に対して、特に日本の視聴者から「責められた」と感じた人が多く、SNSやコメント欄がちょっとした炎上状態になりました。
私はリアルタイムでは見ていませんでしたが、後からアーカイブをチェックして、「ああ、これはちょっと感情的になってたな」と思いました。
でも、私はその気持ち、少し分かるんです。
というのも、私も以前、趣味で数回だけライブ配信をしたことがあります。
たった数人の視聴者だったのに、「声がきつい」とか「つまらない」といったコメントをもらって、心がズタズタになりました。
それ以来、もう配信はしていません。
そんな私から見れば、オリーさんのように何万人という視聴者を前にして、毎日明るくパフォーマンスしているのは、本当にすごいことです。
あの発言も、彼女なりに「分かってほしい」という想いがあったのだと思います。
実際、その後は少し黙って水を飲んだり、「休憩させて」と言って感情を落ち着けようとしていた様子がありました。
それがなければ、もっと大きな炎上になっていたかもしれません。
VTuberという仕事の過酷さ
VTuberって、アバターで活動しているから気楽そうに見えるかもしれません。
でも、それは全然違います。
中の人は生身の人間です。
感情もあれば、体調だって崩します。
そして何より、何万人という視聴者の前で、常に「楽しませる」ことを求められるんです。
ちょっとした言葉のミスが、世界中に広がってしまう。
これはリアルのタレントよりも怖い部分かもしれません。
私はその大変さを少しだけでも理解しているつもりなので、オリーさんのようなVTuberには本当に頭が下がります。
視聴者として私たちができること
では、そんなVTuberたちが安心して活動するために、私たち視聴者ができることは何でしょうか。
一番大切なのは、「冷静さ」と「思いやり」だと思います。
炎上したとき、つい感情的になって叩きたくなる気持ちも分かります。
でも、それで本当に何かが解決するでしょうか?
たとえばオリーさんの「喘ぎ声騒動」も、「英語コメントへの怒り」も、よく考えればすれ違いや環境音、感情の爆発といった「人間らしい」ミスだった可能性が高いです。
それをすぐに「やらかした!」と決めつけて攻撃するのではなく、「何があったんだろう?」と一歩引いて考えてみることが必要だと思います。
また、多言語が飛び交う配信では、文化や言語の違いから誤解が生まれやすいのは当然です。
そんなときこそ、お互いを思いやる気持ちが大事です。
まとめ
今回は、クレイジー・オリーさんの「中の人」について、Akuma Momoさんとの共通点や噂を中心に、私なりの考察をまとめてみました。
もちろん、公式には明かされていないので真相は不明です。
でも、声やトークの特徴、活動時期の近さなどを考えると、信ぴょう性はかなり高いと感じています。
それにしても、オリーさんの持つ魅力って、本当にたくさんありますよね。
元気すぎるテンション。
かっこいい歌。
豪華な制作陣。
そして、世界中のファンと自然につながれる言語力。
中の人が誰かに関係なく、「彼女だからこそできる配信」がそこにある。
そう感じさせてくれるのが、クレイジー・オリーというVtuberのすごさなんだと思います。
これからもゾンビらしく(?)、元気いっぱいに暴れ回ってほしい!
私もその姿を、ずっと応援し続けます。